複雑な思いが頭をよぎります。
GW中、首都高の一部として機能しているKK線(東京高速道路株式会社線、略して会社線とも)を通行止めにしてイベントが行われました。
銀座スカイウォーク(銀スカ) | 有楽町・京橋・銀座・新橋の高速道路(KK線)を歩こう (ginza-skywalk-tokyo.jp)
どのニュースを見ても、KK線廃止&空中庭園化バンザイという論調でしたが、KK線を首都高の一部として愛する者としては、「ムカつくぜ!」という思いも湧きました。
長い目で見れば、KK線の存続が難しいことはわかっていますが、それでも1日約3万台の利用がある道路です。KK線があるおかげで、江戸橋から浜崎橋まで実質的に片側3車線が確保され、渋滞が緩和されています。京橋ー江戸橋間の片側3車線化は、KK線の存在を前提に行われました。
KK線廃止と日本橋付近の地下化にともなうC1の改造は、渋滞緩和に関しては、おそらくマイナスに働きます。C2が完成している今、多少マイナスになってもいい、という割り切りでしかありません。
個人的には、趣味の首都高遊覧走行の際、KK線は定番ルートです。銀座のど真ん中を、エアポケットのように貫くKK線を走るたびに、道路マニアとしての密かなヨロコビを感じます。
そんな小さなヨロコビも、あと数年間の命。いまのうちにじっくり味わっておきたいと思います。
清水草一Facebook個人ページにて、そういち徒然草へのコメントをお待ちしております!