90年式と聞いただけで涙が出ます。
エノテン「清水さん、乗ってみますか?」
オレ「えっ、乗っていいの!?」
90年式348tbに乗るのは、たぶん自分の348以来。つまり23年ぶりくらいでしょうか……。
エノテン「これは90年式でも中期くらいなので、清水さんが乗ってた超初期型よりもしっかりしてますけど、90年式には変わりありません」
348は、超初期型がまっすぐ走らない臨死体験マシンだったため、90年の途中に対策を行い、かなり改善された(らしい)であります。
マフラーも、我が初号機と同じ元祖キダスペシャル!
エンジンをかけた瞬間、「こんなに静かだったっけ?」と思いました。当時はものすごい爆音に感じましたが、その後の爆音戦争で耳がバカになり、今や控え目な快音でした。
が、回せばまさにキダスペシャルの快爆音! 「これこれ! この音だよ!」と目頭が熱くなりました。
走りは、ほのかに90年式らしい頼りなさを感じるものの、一般道を走る限りちゃんとまっすぐ走りました。飛ばしたらどうなるかわかりませんが、頼りないからこそ男が鍛えられるんだ! フェラーリはまず348から乗れ!?
あれから30年近くたっているのに、いまだにこんなことが言えること自体、偉業だと思います。
外観も内装もビカビカ、コンディションも抜群で、当時の我が初号機よりも状態が良く感じました。
フェラーリは、歳月とともにむしろコンディションが向上するのか!? って感じです。全部とは言いませんが、現在のスッポン丸含め、コナストで見るクルマはみんなそうなので驚異。あ~、フェラーリ様はすばらしいなぁ。
久しぶりに二人でシューマッハジャンプを飛びました。
こちらの348tb、すでに売約済ですが、エノテンによると、「納車の際は、またいいニュースがお伝えできそうです!」とのことです。
お値段は900万円弱。私が29年前に支払った1163万2800円を超える日も、そう遠くはないかもしれません。
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