本日は早朝より、スクーデリア誌の連載「フェラーリ地味トリップ」の取材でした。
今回の行き先は成田空港にしました。
もう何年も海外に行ってないので、だいぶ久しぶりでしたが、第一ターミナルのレトロぶりに涙が出る思いでした。
開港から45年。リフォームはされたけど、45年間、第一ターミナルの外見は、大きく変わってません。
まさに昭和!
フェラーリ・ローマで乗り付けると、トヨタ2000GTでホテルニューオータニに乗り付けたショーン・コネリー気分でした。
地味トリップのメインは、成田空港反対闘争の歴史モニュメント巡りでした。
こちらはA滑走路南側直線上に反対派が建設した「岩山鉄塔」の跡というかなんというか、2代目鉄塔でしょうか。
初代は高さ60メートルあり、航空機の離発着を完璧に阻止する存在でしたが、開港前年に機動隊の奇襲攻撃で引き倒されました。
反対闘争では数多くの犠牲者が出ており、空港内外には、数多くの反対闘争の名残があります。今でも多くの未買収地が残っていて、「生きている」のです。
いずれ、もっとじっくり巡ってみたいと思います。これぞ生きた昭和巡り。
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