2019年3月11日
大歴史実験

先日、NHK BSプレミアムの『大歴史実験』を拝見しました。

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このシリーズは、歴史上の有名な故事が事実か否か、実際に実験してみるという番組で、歴史ファンとして毎回、食い入るように拝見しております。

今回のテーマは、賤ケ岳合戦における「美濃大返し」。大垣城から木之本までの52キロを秀吉軍が駆け戻り、出発から10時間後には合戦に入って、見事柴田勝家を打ち破ったという故事を実地検証しておりました。 

この故事は、司馬遼太郎先生の作品で大変ポピュラーでして、司馬史観を背骨として育っている歴史ファンとしては、一も二もなく受け入れておりましたが、この番組のような実地検証は、実に目から鱗であります。

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結果は、5人のランナーが手ぶらで走って約7時間半で到着。ただし5名中2名がリタイヤという結果で、大変リアリティを感じました。 

当時の足軽というか、当時の人々は、移動といえば歩くしかなく、現代人よりはるかに足腰は丈夫だったでしょうが、さすがに52キロを10時間で全員移動を完了するのは難しかったんじゃなかろうかと実感しました。

私も30歳くらいの時、浜松から豊橋までの45キロ、旧東海道を歩いたことがありまして、確か12時間くらいかかり、着いたときはボロボロの状態でした。まぁ私でもそれくらいは歩けたので、当時の足軽はたいてい大丈夫だったと思いますが。

ちなみにこの故事、出展は江戸初期に書かれた『川角太閤記』とのことで、急遽その現代語訳を読んでみました。

途中の道々の農民に、にぎりめしや馬の餌を用意させた様が書かれております。

また、その前の中国大返しに際しては、病気などで姫路からの出発に遅れた侍7人を、「病といえども出てこないのはけしからん」と、秀吉が命じて腹を切らせたという記述がありました。

考えてみりゃ、遅れたら殺されるという恐怖もあったのでしょうねぇ。やっぱ軍隊なので。

とにかく、歴史について通説を鵜呑みにするだけでなく、自らも多少は考えなければという気にさせる、すばらしい番組であります。NHK BSプレミアム好き好き。

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