
ワタクシ、新宿にて612のステアリングを譲られ、しばし首都高を攻めたんでございますが、その走りの印象はと言いますと、
「まるでモデナじゃん!」
レヴリミットこそ7500rpmとV8より1000rpm低いが、このV12は回せば回すほどパワーが出るストイックなタイプだ。車両重量はオールアルミボディのおかげで1840kg、サイズの割に軽いから、パワーウェイトレシオは3・4kg/psで、なんとモデナよりわずかに上! ノーズの動きはウルトラシャープでスポーティ。サスはガツガツと路面を捉えて、ハンドル切りゃ切り始める前から曲がり始める。エンジンはフロントだけど、前後重量配分は46:54! 前の方が軽いんだもん!
ああ、モンテゼモーロ社長は、"F1で無敵のフェラーリ"のイメージで、すべてのラインナップを固めるつもりなんだなぁ。
(2004年12月11日 ROSSO)
男子三日会わざれば刮目して見よと申しますが、スカリエッティ様の変身ぶりには腰が抜けました。これは発表当初とはさらに別物のマシ~ンであります!
まず、走り出してステアリングを一発切った瞬間に驚愕。このゲインの高さ! 恐るべき身のこなし! 到底4座のフェラーリとは思えないスーパーリアルスポーツ感覚!
エンジンもスバラシイ。音の演出はV8系フェラーリも真っ青のウルトラ炸裂系。セミオートマのレスポンスは599レベルに引き上げられ、旧世代V12とは言うものの、魂はフェラーリそのもの。人を狂気に誘います。我を失い疾走しつつ、「このまま死んでもいい」と覚悟を決めました。
(2009年2月 ENGINE)







