
ミライースの「リッター30km」を、発表わずか2か月後に「リッター30.2km」で抜き返したアルトECO。
燃費対策として、燃料タンク容量をたったの20リットルにしたことが注目され、「ズルで抜き返したんでしょ?」とも言われていますが、中身を見ると、エンジン・ミッションとも最新型に積み替えており、数か月で仕上げられるようなものではありません。

ただ、例のガソリンタンク、ガワは30リットルのままで、中に仕切りを入れて20リットルにしてるんだそうです。
新しくタンクの型を起こしたらコストかかるもんな~。
それにしても、上げ底タンクとは……。
理由は、国交省の燃費測定がタンク満タンで行われるから。
容量が10リットル減れば、計測時の重量が7.5kg軽くできる。車体の軽量化はやり尽くし、そこに行き着いたようです。
ま、容量がたった20リットルでも、リッター20km以上走るクルマなんで、航続距離は400kmなわけだから実用上問題はないですが、禁じ手に踏み込んだ感はあります。

で、スズキのエンジニア氏にスバリ、「燃料タンクを10リットル小さくしたことで、燃費はどれくらいアップしたんですか?」と聞いてみました。
エンジニア氏「リッターあたり数十メートルくらいです」
50メートルとして、リッター0.05kmか。そうなのかあ。面白いなあ。勉強になるなあ。
エンジニアのみなさんは、燃費の向上に関する血のにじむような小さな努力の積み重ねを、熱く語ってくれました。
確かにそうなんでしょう。
でも、リッター30.2kmというハンパな数字はナゼ? 最後のコンマ2kmは、エイヤの対抗策でひねり出したんじゃ?
「0.2kmというのも、作り手からすれば非常に大きな数字でして、簡単に上げられるものではありません!」
そうかあ。






