
しかたなく本を読んで過ごしました。
トロイア遺跡を発見したシュリーマン氏、あまりにもスバラシイです。
この客観的かつ超詳細で温かい描写、ノンフィクションのお手本です!
清国については、中華文明の偉大さに感動しつつ、当時の退廃堕落ぶりを余すところなく痛烈に書き記しています。
幕末期の日本については、人々のシンプルは生活ぶりや女子の識字率の驚異的高さを絶賛しつつ、「世界で一番清潔な国民であるのに、なぜ皮膚病が多いのか。恐らく生魚を食べることが原因」等、実に観察が細かい。生魚は皮膚病と関係ないと思うんで、原因はなんだったんでしょう。
シュリーマンが横浜に上陸直後、荷物検査を逃れるために税関で賄賂を渡したところ、官吏のサムライたちが「ニッポンムスコ」と胸を叩いて受け取りを拒否したというくだりには、日本人として涙が出ました。








